#6

専門学校に入学して、初めての夏休み。 3ヶ月ほど経っていい意味でも悪い意味でも、映像学部のみんなの人間性が見えてきた。 悪いやつじゃあないけど単純に自分が合わないだけだとか、友達としては付き合えるけど一緒に仕事はしたくないタイプとか。 ただ一…

#5

どうも、久しぶり。 とうとう、高校卒業。 4月からは専門学校での新たな生活が始まる。一人暮らしもするわけで、どうだろうか。わたしは、生きていけるのだろうか。 一人になった途端、また、自殺を図るかな、 最近は特に、短気になった。 "__ちゃんは、優…

#4

2度目の大失恋。 彼女が言うには、女の子への好きが分からなくなったみたいだ。 こんなにも、真っ直ぐ愛してくれた人は初めてで、 こんなにも安心して待っていられたのも初めてだった でも、何となく分かってた。 離れていく、彼女の心が分かってた。 気が動…

#3

私は希死念慮を抱いた時から、 "20歳まで生きる" 事を目標としてきた。 これが将来の夢であった、 欲を言えば愛する相手と心中。 そんな人間に今更将来に希望を持て、進路を考えろ等と言われたところで無理難題である。 唯一信用できる祖父を亡くし、最後…

#2

飛ばして今現在(17歳)、私は通信制高校へ通っている。普段はバイト。 給料は全て学費は回し、毎月の給料日には自由に使える金一万、携帯代一万、家へ一万。 世の同い年くらいの子はその働いた金を自由に使える。 学費だって払ってもらえる。 親金で推しのA…

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思い出すだけで吐き気が抑えられなくなるので余り多くは語らないが、その女から主に精神的な虐待を受けていた。 虐待というのは怖いもので、自分が悪いからだと思い込むようになる。周りに助けを求めると言う選択肢すら出なかった。 殴る蹴る等の身体的なも…

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そして小学校5年生。 父が女を連れてくるようになった。 祖母は私に母親代わりが出来ると喜んでいたが、私にとっての母親というものは、いくら捨てられたとは言えママしか、一人しかいない為、受け入れ難かった。 それでも結婚に反対しなかったのは父親が幸…

#1

私が初めて希死念慮を抱いたのは9歳の時。 両親は私が小学校2年生の冬、離婚していた。 それを本人達から、ではなく祖母から聞かされる。 此処で私は理解する。 父の地元へ帰り、周りの大人達からの"可哀想"とでも言いた気な同情の目の理由。 抑も何故母親…

おわりのはじまり

僕等人間は一事件の為に 自殺などするものではない 僕は過去の生活の総決算の為に 自殺するのである