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そして小学校5年生。

 

父が女を連れてくるようになった。

 

 

 

祖母は私に母親代わりが出来ると喜んでいたが、私にとっての母親というものは、いくら捨てられたとは言えママしか、一人しかいない為、受け入れ難かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それでも結婚に反対しなかったのは父親が幸せならそれで良いと思ったからだ。

 

 

 

 

 

 

 

幾ら信用していなくとも、まだ親を想う気持ちというのは少なからず残っていたようだ。

 

 

そして暮らしに女が加わった、が結局上手くいかずに父と女との三人で家を出る事となる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして約5年間の、地獄の日々が始まる。